2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

安倍晋三元首相について

安倍晋三元首相は、昨日奈良県内で参議院選挙の応援演説中背後から撃たれ、そのまま帰らぬ人となってしまった。 僕は安倍元首相のことが嫌いである。森友学園や桜の会などやりたい放題だったのに、検察から告訴されていないことには、まだ納得がいかない。そ…

地方公会計について

平成28年度決算までに地方公共団体は統一的な基準による財務書類の公表が求められていた。その前にも公会計が行われていたが、簡易的な方法の総務省改定方式や基準モデルなど多種多様モデルが乱立していた状況であった。 その中で、個人的にとても気になった…

浜矩子「人はなぜ税を払うのか」を読んで

税金とは、社会を営んでいくために支払われる会費であるという考え方がある。しかし、会費とは払う人は会員、払わない人は非会員という区分けがされてしまうため、非会員を排除する機能がある。 しかし、これは税金を払えない人を救うことが役割であるという…

財政投融資

地方公共団体が借金をする時に、公的資金の借入先として財政融資資金というものがある。これは財務省が所管している資金だが、調べてみると財政投融資計画に基づいて貸し付けをしているということで、借りているのは地方公共団体だけではないということが分…

自治体財政健全化法

ドッジラインなどにより、地方自治体の財政が急激に悪化した戦後直後に作られた地方財政再建促進特別措置法(昭和30年)が52年ぶりに改正されて、成立したのが自治体財政健全化法(平成19年)である。これは当時総務大臣であった竹中平蔵氏が破綻法制を意識…

後期高齢者医療

日本は世界で一番早く超高齢化社会を迎えているといわれるが、これは老人医療費の無料化(昭和48年~)などにより健康状態が良くなったことが原因といわれている。病院が老人のサロン化していると批判されていたが、全く効果がなかったわけではないのである。…

上水道事業

上水道管路の法定耐用年数は40年であり、高度経済成長期に作られた管路の更新時期が一斉に迎えている。しかし、上水道事業の経営環境の悪化などから更新がなかなか進んでいない。老朽管の更新については、更新が進まないと災害時に被害が大きくなる可能性が…

国民健康保険その2

国民健康保険法が成立したのは、昭和13年であるが、当時は国民皆保険のための国民健康保険ではなく、健民健兵のためと貧困農村の治安対策の意味合いが強かった。それが、現在のような国民皆保険制度のための国民健康保険が整備されたのは昭和36年からだった…

国民健康保険

国民健康保険制度は、日本の皆保険制度を支えているもので、セーフティーネットの役割を果たしている。 ただ、他の職域保険等に入れなかった人が入る保険制度なので、加入者の平均所得は低くなっている。また、年齢構成も他の保険よりも高いため、一人当たり…

泉佐野市 ふるさと納税訴訟

泉佐野市は、関西国際空港ができる際にした開発事業で多額の負債を背負い込んだため市の財政が悪化したが、ふるさと納税で多額の寄付金を集めたこと等により財政状況が良くなってきている。 しかし、ふるさと納税のやり方が不適切だということで、ふるさと納…