地方債について

 地方債は平成18年まで国の許可がないと起債ができなかった。これは、地方の借金を国が監視することで地方公共団体の財政の悪化を防ぐという面もあったのかもしれないが、市中にお金が足りていないので、そのお金を公的部門で独占してしまうということを防ぐためというのが元々の理由ということが小西砂千夫先生の本に書かれていた。ただ、金余りは状態は平成18年よりも、もっと前から発生していたので、起債の自由はもっと早く達成されていてもよかったのではないかとも思う。